WORLD, NO SURPRISES

いやぁ〜、凄かったです!
いや、その前に、
ザッとその日の自分の動きを振り返ってみたいと思いますが、まず、なんと言ってもラプチャーです。恐ろしいです。末恐ろしいです。なんと、“彼らが搭乗していた飛行機の乗客が心臓発作を起こし、その飛行機は身をひるがえしアメリカに帰ってしまったらしく、日本にまだ来ていない”というのです。そのため、“THE RAPTUREは時間を変更してZeppで夜の8時何分から演ります”、みたいな事の顛末にいきなり見舞われてしまったのです。出ばなを挫かれたにも程があります。ていうか、どんな確率やねんそれ!というようなことです。逆に面白いです。そんなワケで結局ラプチャーは見れずじまいです。また今度宜しくお願いします。

さて、そんなアクシデントを除けば予想通りずっとINDOOR STAGEに、飯とか以外は、籠っていました。まあ、...涼しいんですよ。一応、ROONEY(鎮座)〜MANDO DIAO(寝)〜INTERPOL(半立ち)〜THE MARS VOLTA(飯)〜BUCK-TICK(爆竹)といった感じでした。て、わかるかいっって話ですよね...え〜、INTERPOLがかなり良かったです。なんでしょうか、これは。気持ちええ感じの、モグワイの歌モノ...でもないけど、なんか半分踊ってしまいました。どう考えても踊った方が気持ち良かったんです。でもなんか、全体的に全般的に言えると思うんですけど、揺れることもなく突っ立ってる人が多かったような...結局ビートマグロなのか、サマソニオーディエンスの多く!... あ、MANDO DIAOっていう、僕にとってはペラいバンドがなんと超満状態でした。だから代わりに僕は後ろで冷凍マグロになっていました。そうそう、本当にINDOORの後ろの方はみんな寝放題で、マジで冷凍マグロみたいになっててオモシロかったです。

さて、楽しみにしていたBUCK-TICKです。人がなんか半分くらいしかいなかったです。次のドアーズを見ていないのでわかりませんが、多分一番少ないくらい少なかったような気がします。でもごめんなさい、思いっきりハジケてしまいました。一時間位やってたと思うんですけど、15分位に感じてしまいました。「キラメキの中で...」をやってくれました。メチャクチャ恰好良かったです。爆竹ダブ。間違いなくその日のINDOOR STAGEの中では一番ドープな曲だったと思います。

そして、
いやぁ〜、凄かったです!!
月夜にRADIOHEAD
ヤバイ。マジでヤバイ。今でもヤバイ。もう完璧にヤラレました。そして、肉体も精神も、なにか色々なものを洗い流されたような感じです。音が、音がクソカッコイイんです! もうちょっと重暗いのかと思っていたのですが、マジックでした。ドラッギーでした。月の下で踊りまくりました。「IDIOTEQUE」「2+2=5」「Sit down. Stand up.」の後半とか、倍速なビートがなんかドラムンで踊ってるみたいな、痙攣みたいな、とにかくメチャクチャ気持ち良かったです。あの感じ、あの感覚は今まで経験したことの無いものでした。何度も言いますが、音が凄まじくパラノイアエレクトロニカで「The Gloaming.」のLOWとか、トべそうでした。「EVERYTHING IN ITS RIGHT PLACE」とかではKAOSS PADを使ってトムの声をグチャグチャにしていたり、エフェクターと連動させてノイズをまき散らしたり、かなりのカオスでした。「PARANOID ANDROID」も「FAKE PLASTIC TREES」も「NO SURPRISES」も、他にも色々、アンコール3曲も含めて1時間40分くらい、異常に濃かったです。本当に素晴らしかったです。
トム・ヨーク、「アノデスネ...(←だけ)」とか「ソロソロワタシモ...(←だけ)」とか、言葉のチョイスがセンス全開でした。歌声も最強でした。

ああ、体が軽い。
(あちこち痛いけど)