2000-01-01から1年間の記事一覧

『O-Parts 001』/ DAIKEI / Wild Jazz('00/O-Parts) 何故か買ってしまうコノ手の東京地下産ビート板(盤)。新しいバタ足キックを求めて…(愚)。 DAIKEIとWild Jazz(DJ SANCHE)の各二曲。A-2、DAIKEIによる「RED MAN」のこの半永久ワンループにはヤラれるか…

『TERABYTE』 / SHINGO2('00/REVOLG) 「僕はサンプリングに関しては音だけでなく、コンセプトやエネルギー、その文化や歴史、全てに気を配るようにしている。音楽の英才教育を受けたわけでも無いけど、自分なりに日本の伝統的な音楽やクラシック、ダブなど…

『Bottle of Humans』 / SOLE('00/ANTICON) 某誌で“退屈”と酷評されてましたね、この作品というかSole自身が。アンチコンはタレントが強力すぎるから少し可哀相な気もするけど、僕もこの人のライミング(というか声)はあまり好きじゃなくて、19曲通すのは…

『Lift』 / ANTIPOP CONSORTIUM('00/75Ark) ノイジーである。音色がショートしている。こんな感触は他には無いから驚くと思う。「Heatrays」でfeatされてるAceyaloneのヴァース2秒前なんかその展開は正気とは思えない。「Lift」のアカペラはリスニングに…

『The taste of rain… why kneel』 / DEEP PUDDLE DYNAMICS('99/ANTICON) いきなりだけど、DOSE ONEはやはり相当マッド。彼のライムを情緒不安定の人が聴いたら発狂すると思う、マジで。Anticon連中9人から成るこのグループ、この作品はちょっとヤバイ事…

『J.O.P.O.L.O/Sleeper』 / JUZU(ns-com) a.k.a.MOOCHY。Sound Channelの第3弾に収録の「vreth」がダウナーならば正にそれとは真逆の陽テイスト。「J.O.P.O.L.O」はトライバルなパーカッション乱れ打ちの三拍子アッパートラック。こんなテンションはあま…

『BIORAFF VOLUME 1』 / APANI B FLY EMCEE('00/BRONX SCIENCE) 恐らく最もDOPEなFEMALE MC(の1人)と思われるAPANIの2曲。今回はあの「Narcotic」というエゲツない劇薬SHITを産み出したMIKEONEの制作ではなく、両曲共CELPH TITLEDが担当。やはり前述曲に…

『時代は変わる』 / THA BLUE HERB('00/TBHR) BOSS THE MCの、CALMやAUDIO ACTIVEとのコラボ作を経て届いたTHA BLUE HERB名義の新作は、これまでになくO・N・OのBEATが際疾い音で鳴っている。そしてそのBEATはBOSSの痛言フロウに最も良くフィットする事を…