TBH

ブルーハーブ@メトロ行ってきました。
超満とはこのことか。もうしょうがないから、あの、中の方へ行って隙間の隙間から覗き見するみたいなのも嫌なので最後尾あたりで、見れる物をそれを見ないという新しいプレイスタイルを早速実践し、好きなように(幸いにも音と言葉は聴く事が出来るので)そっぽむいて好きなように首振ってました。ブルーハーブはいつものようにもう、それを言葉にするのもバカらしくなるくらいの、いつものあの深み(正確には常にその前よりも、更に、研ぎすまされた表現)を生み出していました。やり方めちゃくちゃ巧いなぁ(巧くなってるなぁ)、と思います。ちょっと宗教的ですらあるし感傷主義的ともいえるその表現方法は、ちょっと真面目な子とかなら簡単に洗脳されるんじゃないだろうか、と心配してしまうほどです。BOSS THE MCは本当に脇道にそれる事なくブレる事なく病的なまでに(ラッパーとして)ストイックな表現を貫いて、そしてその質を高めて(ライブ構成や話し方やアジテートの緻密な計算)、確かにカリスマティックな(あるいはエキセントリックな)キャラクターを確立してしまっているような気がしました。彼は当然自ら進んでその、いわゆるドロ沼(bog)に足を踏み入れて行ったのだろうし、そこには凄まじい、生への執着にも似た、ある種の狂気性さえ飲み込んだ覚悟が伴われているのでしょうが、ライブ中彼の姿を一切見ずに、その音と言葉と空気だけを聴いていたら、やっぱり、正直、めちゃくちゃ辛いだろうなぁ、と思ってしまいました。それが伝わってきてしまったというか。それだけ入ってるということなんでしょうけど。苦しいだろうなぁ。

PS.
クラナカさんは前半どっぷりした緩く重いビート、中盤からドラムンにシフトチェンジでもう人でギュウギュウなのに踊りちぎれました。
というか、
というかね、
誰MIXのか知らないけどREADY OR NOTかけてました!!!
踊りながら笑うしかないでしょもう!!!


PSP.
TBHのあと、クレジットなかったので知らなかったんですけど
SOFTでした。
すげー。
すごかったー。