R.I.P.

htms4s2005-07-12

破壊王こと橋本真也(愛称:ブッチャー)が逝ってしまった。
不意に水面蹴りを喰らったかのような衝撃。
僕らの世代ではど真ん中、猪木でも長州でもなく、三銃士こそが現在進行形の僕らのプロレスだった。毎週深夜の放送をビデオに録っては何度も繰り返して見た。友達と家で集まって見ては熱狂していた。たくさんの夢や感動を貰った。
個人的にパッと思いつく橋本真也の印象的なシーン。
例えば、第一回G1クライマックス
決勝を戦った武藤と蝶野の手をとって高々と掲げニコニコ笑っている髭モジャの橋本・・・
例えば、猪木&坂口組との決戦前。
かの有名な猪木の名言「やる前に負けること考えるバカいるかコノヤロー、出てけーっ!」の裏で、「時は来た! それだけだ!」という名言で対抗していた橋本・・・
色々ありすぎるけど、中でもとても印象深いのは、Uインターとの対抗戦。
高田が武藤とのリターンに勝って、試合後マイクで「おい次は誰だ? あ?」とか言っててリング上両軍入り乱れてるところに橋本が入ってきて高田と睨み合って、マイク通ってなかったけど「俺一人で十分だ」と落ち着き払って言い放ったシーン。後で改めてマイク使って言ってたけど、最初のはパフォーマンスとかアピールとか関係なくて目の前の高田本人にだけ言ってたのが、めちゃリアルでどれほど頼もしく思えたことか。。。

ああ、早すぎる。
余りにも早い・・・

今まで夢をありがとう。
破壊王よ、永遠なれ。