『Lift』 / ANTIPOP CONSORTIUM('00/75Ark)
ノイジーである。音色がショートしている。こんな感触は他には無いから驚くと思う。「Heatrays」でfeatされてるAceyaloneのヴァース2秒前なんかその展開は正気とは思えない。「Lift」のアカペラはリスニングにも十分使用可能だし、「F*ck Rap」の不穏な不協和音、欠伸ライミング、キレがチガう盤擦りの均衡は前衛の戯れ事を嘲笑しているかのようだ。「アンチ・ポップはヨーロッパでは話題になってツアーまでやったくらいだったけど、アメリカでは全く売れなかった」とAPANIは言ってたっけ。
日本ではどう?HIP HOPは、どう?