verse

暖まってきたこの体 頭 その黙ってる口の硬い殻破る 定まってきたこれからだ この眼に映るもの全てに乗り移る 言霊がこだまする 基本の伝導伝達 弁が立つ日本語 連動する手足 先導(煽動)して往くべき道を照らし 身の毛もよだつ経験 爪先から髪の毛の先に神の気配 なんて永遠の不可思議 昔に聞いた嘘デマを神隠し 紙に書く詩 各自テーマに基づき 物好きな趣漂う調べ舌で奏でながら この喉元からは宛らお経 のように発せられ数珠繋ぎに連なった和製の意匠 今日の曜日さえも忘れ でも耳の奥にこびり付いた残響 その意味は日々(君の)脳裏をかすめ 升目上に杓子定規 超癪に障る事情に触れ意識を拡張 この由々しき口調は不変