myilline

エレクトロニックカルマまるでカルナー纏った悪魔の歌唄い指先とペンの行き先に招かれるペネロぺクールキースになった気分純白を塗り潰していく罪深いこの手慈悲深いその手で私に触れるあなた気が狂れることならばそれは言霊の気まぐれ日が暮れる連続夜の次…

薔薇色の日々割れた紅の血の色貰えないくれない命の色々な祈りノイローゼの人間の脳裡も当然薔薇色の体液血の色変態癖血塗れの中ライブ真っ赤内部ナイーブ儚い血の色は気持ちの色々神様は逆様に血と肉の狭間にカラの殻の体は赤い血の為だけに若い死の為だけ…

from darkside

最後の行から始めるような感覚痛みに絡む光は眼窩を食う回転を止める脳内クローネンバーグbrain whisper head hate is noise一人三役で藪の中へ気が狂っては降りていく残像の残存勢力水溜まりの底に映る真っ青な空言葉の自殺を見て溺死する精神はまるで放浪…

碧空

至福を見た。足下の裏側にも広がる宇宙。太陽にやられて、言葉を嘔吐する。人々はまるで、紙の上に立つ曲線の集合体。その詩をナイフで切り裂いた。返り血を浴びた僕の眼球だけが赤い。死とは、今を絶ち、今を掴むこと。最近、幻覚をよく見る。

Broken Beat

病にも似た真実表と裏の狭間で意識さえ飢餓私は恐ろしくさては誘われた果て醒めた夢の巻き戻し色褪せた風より全てを殺したあとの雨夜はまるで朝を孕んだ盲目の少女目を閉じたなら鎖骨の皿恍惚の様忘れたがる触れたがるその傷口は真実眼球は探究をやめる皮の…

verse

暖まってきたこの体 頭 その黙ってる口の硬い殻破る 定まってきたこれからだ この眼に映るもの全てに乗り移る 言霊がこだまする 基本の伝導伝達 弁が立つ日本語 連動する手足 先導(煽動)して往くべき道を照らし 身の毛もよだつ経験 爪先から髪の毛の先に神…

檄文

朕思うに我が脳の構造カラクリこそが確信つまり唯一の存在の証明透明で無意味更に無味無臭な文集読んで下さいと馬鹿(ばっかり)理に適ってたら本望???と思う人全員僕に賛同する殺到する苦情の弱さに逆に感動するギャグ文化漬けの俗物連と苦笑のジョーク…

古典

ねぇ、隠し持った『人間失格』 失笑 ネガ 駆使 暗い夢想が南無 絡むスキルなどない このくらいの好きな言葉で話すスタイル持つ才能 臭い能書きのない クソドープなテロ 本日このステージから本質を提示 イメージゲームの1ページ目を低姿勢で見せしめる すぐ…

黄泉人知らず

重い月。容態はどうかな。言い切る「僕もうダメ…生きる欲望がねえ…」なんて。暗転した暮らしの裏事情には誰よりも詳しい。でも分身が書き始める自分史、精神鑑定、虚しい。慢性の症状、チッ、自分は何も悪くない、誰のせい、勝手にこんな風に作って酷いよ。…

Love Letter

これは拝啓から敬具を繋ぐ一本のサイケデリックなケーブル。左目で捕らえた近視眼的な論旨が、立体感のある臨死体験談のようにリアルに述べられる。妄りに積み上げるだけのノベリスト気取りが明かさない種を、あからさまに暴く。あかさたなはまやらの和音を…

3/2

あー。事の始まり。言葉の交わり。飛び交う好印象。身障者の心情。駄目なコミューンを正当化。面白くない芸当だ。心の隙間に言葉を埋め込む。妄想コードの限界に挑む。見回しても見当たらない。三上博史のような分裂症状。お誂え向きのテーマ。祭り上げるデ…